暇人日記

Hey! Say! JUMPと韓ドラとK-POP。

私のオオカミ少年。

こんにちは!!どうもどうも!!

前回高らかに(?)記事を出す宣言したにも

関わらず、なかなか出せなくて…

「僕らの青春白書」の記事は未だに

完成できていないので、

代わりに先日観た「私のオオカミ少年」に

ついて書いていこうと思います!

 


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(↑韓国版ポスター)
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(↑日本版ポスター)

ソン・ジュンギさん、パク・ボヨンちゃんが

主演の2012年の映画です。

最近、パク・ボヨンちゃんの作品ばかり

観てるような気がする…笑笑

胸が終始苦しくなりましたね。

題名の通り、オオカミ少年と少女の

愛のお話なんですが、ホント号泣😭

過呼吸気味になったくらい。

作品観てこんなに泣いたのって、

かなり久しぶりなくらい泣きました。

温かく、切ない愛のお話です。

ここからは軽くあらすじを紹介します!

 

~あらすじ~

地方の村に引っ越してきた病弱な少女スニ(パク・ボヨン)は、物陰から身を隠すようにして自分を見つめる謎めいた少年(ソン・ジュンギ)を発見。言葉を理解することができず、まるでオオカミのように振る舞う少年にチョルスと名付けたスニとその家族は、彼を居候させることに。食事の仕方から始まり、洋服の着方、文字の読み書きと、生活に必要なことを教えていくスニ。次第に彼女は、そのやり取りを経て閉ざしがちだった心が開いていくように。一方のチョルスは、誰かを愛するという生まれて初めての感情に戸惑う。

 

こんな感じです!!

サイトから引っ張ってきました!!😉

この先はネタバレが多少ありますm(_ _)m

というより、ネタバレしかありません!

あらすじにもあるように、チョルスは

最初、まさに野生の獣のようなんですが

それを演じるソン・ジュンギさんの

体当たり演技に圧倒されました。

四足歩行、食べ物にがめつく姿は

研究の賜物なんだろうな。

そしてチョルスにはセリフがほとんど

ないのですが、表情、特に眼差しだけで

感情を演じ分けていたあたりは、

本当にさすがです。

そしてスニに懐く姿はとても愛らしかった。

何もかもがさすがでした。

スニに色んなことを教わるチョルス。

スニは犬のしつけ本を見ながら

しつけていくのですが、

チョルスが何かできるようになった時に

頭を撫でてあげるんです。所謂いい子いい子

それがチョルスのお気に入りになって、

それをしてほしいがために

スニに忠実に従います。

その姿が本当に健気で愛らしい。

私もいい子いい子してあげたくなりました☺️

チョルスはスニに心を惹かれ

純粋に愛し始めます。

その一番のきっかけになったのは、

スニがギターの弾き語りをするシーン。f:id:haruna020527:20181013112343j:image

ここで、完全に惚れちゃった感じ😻

その姿は人間の少年のようでした。

なんですが…やはりオオカミ少年

悪役に邪魔されなかなかうまくいかない。

この悪役ですが、最後まで本当に悪役。

横暴で意地汚くとことん嫌なヤツ。

この悪役のせいで2人は結局 “完全な”

ハッピーエンドを迎えられません。

チョルスはこの悪役のせいで、

監禁&監視されてしまいます。

チョルスもスニもお互いに会いたいのに。

そして、決定的な事件が起きてしまいます。

悪役の嘘のせいでなんやかんやあり、

チョルスは銃殺されてしまうことに。

スニはチョルスが殺されないように、

嫌いになったと嘘を言い逃がそうとします。

その別れのシーンが、本当に苦しい。

泣きながら突き放そうとするスニに

チョルスが初めて言葉を発します。

「カジマ(行かないで)」と。

その言葉と声と顔が本当に切実すぎて…😭

チョルスはスニさえいればいいのに。

スニもチョルスと一緒にいたいのに。

でも、それが許されないのが2人の運命

なんですよね、きっと。

スニはその村から引っ越すことに。

スニは去るときに、チョルスに

「必ず戻ってくるから、待ってて」と

書いた手紙を残していきます。

そして場面は変わり40年後。

すっかりおばあちゃんになったスニが

再びその村を訪れます。

(女優さんが変わってる)

そして、チョルスが当時監禁されていた

部屋のドアに手をかけます。

この時点で、中から灯りが漏れているので

チョルスが中にいるのは確実。

意を決してドアを開けるスニ。

そこには40年もスニを待ち続けたチョルス

(ソン・ジュンギ)が。

そう!チョルスはソン・ジュンギなんです😅

そのチョルスがね、本当に切ない。

おそらく演出が幻想的なこともあり、

そこは涙なしでは見られない。

チョルスが安心したような、

恋しかったと言わんばかりの、

なんとも言えないはかない表情で。

もうチョルスの表情は、

私の語彙力の範囲内では表現できません。

そこは、ぜひ観て感じてほしい。

チョルスの想いを。切なさを。

そして、チョルスは言います。

「会いたかったです」と。

そりゃ、そーだろーよーーーー😭😭😭😭

チョルスーーーーーーー😭😭😭😭😭😭😭

号泣です、号泣。

40年も待ち続けたチョルスの

心情を想像すると、もう無理。

心の感情のダムが崩壊しそう。

そして、チョルスはスニに本を読み聞かせ

します。っていうのもですね。

それは昔、2人が交わした約束なんです。

文字を読めるようになって

この絵本を読んでねってスニに言われて

いつかその日が来るように、来たときに

果たせるように、チョルスは文字の勉強を

していたんです。

君は、なんて健気なんだ。

もうそこまでいくと、そんなに一途に

純粋に愛せるチョルスが羨ましい。

あーあーあー、泣きそう。

そしてスニはチョルスの声を聞きながら

眠りに落ちていきます。

そして、次の日の朝。

チョルスはもうそこにはいない。

きっと、スニが戻ってきたのではないことを

察したんでしょうね。

スニは車で帰ってしまう。

そして画面にはスニの車を遠くで見守る

チョルスの姿が映ります。

あー、チョルスはこの先ずっと、

スニを想い続け、スニたちと過ごした

日々の思い出を胸にここで過ごすんだと

思うと、本当にツラい、ツラい…🤧

チョルスはスニと出会うために、

生まれてきたんだろうなぁ。

切ないけど、自分だったら耐えきれないけど

そんなチョルス、素敵だなと思います。

そして、エンディングロール。

実はチョルスが読んであげた絵本は

雪だるまのお話でして、

少女時代のスニは雪だるまを知らない

チョルスに雪だるまを教えてあげます。

そのシーンを彷彿させられて、

また最後に泣かされました。

スニが去ったあと、スニとの思い出の丘で

チョルスが雪だるまを作っている映像が

パク・ボヨンちゃんの歌声と共に流れます。

1人でスニを思い浮かべながら

雪だるまを作るチョルス。

あーーーもうーーーー(察してください)

最後まで切なく健気なチョルスでした。

 

映画の結末に関しては賛否両論らしいです。

せめて5年後に会いに行けなかったのか、

どうして40年も放っといたのか、とか。

結果的にですがすぐに戻ってこなかった

のに「待ってて」と残したのは、

少々残酷だったんじゃないか…?

とは思いました。

一応それは、2人が40年後に再会するために

必要な伏線だったので

私的には納得できましたけど、

まぁ、スニを演じているおばあちゃんは

当然パク・ボヨンちゃんではないので

そこは私も残念なところでした。

パク・ボヨンちゃんの姿で、2人は

再会してほしかったなぁ。

でも、私はこの終わり方嫌いじゃないです。

最後までチョルスの一途で純粋な愛を

メインに描かれていて、よかった。

苦しかったけど、心が温かくなる

物語でした。

他の結末を自分で想像するのも楽しい。

けれど、私にはやはり2人が幸せになる

結末は想像できません。

それが、2人の運命だと思うから。

悲しいけど、2人ならではの温かい愛の

カタチが素敵だから。

愛について考えさせられました。

っていっても、愛って言うほど

人を好きになんてなったことないですけど😅

でも、こうやって作品を通して様々な愛の

カタチを知るのは勉強になります。

 

チョルスのことばかり書きましたが、

スニを演じたパク・ボヨンちゃんの

演技も絶妙でした。

特に手紙を置いて去っていくシーン。

泣いているんですけど、顔が見えない演出で

背中しか映っていないんですが、

その背中からひしひしと悲しみが伝わって

きて、ホントに、ホントにツラい。

もうね、苦しいと切ないとツラいばっか

です、この映画。

スニも初めて心を開くことができた相手

なのに、一緒にいることが許されなくて

なんともかわいそうだった…😢

その村を去ったあと、普通に結婚して

子供が生まれたとスニおばあちゃんは

言ってたので、幸せにはなれたん

でしょうけど、やっぱり人生で一番

愛したのはチョルスなんだろうなぁ。

何回も言いますけど、それが2人の

運命なんですよね。

そう、そういう運命なんです。

 

そして、この映画。演出がとても綺麗。

大体の韓ドラは結構街並みがオシャレで

洗練されてるイメージだと思うんですが、

この作品はただただ自然。

そして雰囲気がとても温かい。

それも2人の愛の切なさを

増長させていたと思います。

森でのお別れのシーンは、

特に幻想的でした。

 

私の映画の作品ランキングで

「ただ君だけ」と並んでトップです。

何回でも観たくなる作品でした。

こんなにネタバレしてて言えることでは

ないのですが、まだ観ていない方は

ぜひご覧ください。

ストーリーを知っていても、

2人の演技に心を揺さぶられるはずです。

読んでいただき、ありがとうございました!